スーパー歌舞伎!

小さい人が出てきてからは
さすがに観劇などしてる場合じゃないので
全然観ておらず、遠ざかっていたのですが
公演の詳細が発表されてから

ああ、行きたいなあ、

と、しみじみ思っていたスーパー歌舞伎II「空ヲ刻ム者」
行ってきていいよ、と周囲が申してくだすったので
ここはひとつ、行ってきました。

いやあ、久々だった。観劇。

それも歌舞伎。

今回のスーパー歌舞伎
市川亀次郎、じゃなかった、猿之助佐々木蔵之介が目玉ってことなんですが
私の中で外せなかったのが
イキウメ前川知大氏が、作・演出するってんで
テンションが上がりまして。

イキウメ、大好きでして。

地に足付いた、ちょっと不気味ファンタジー的な感じが
歌舞伎になると、どういう風味になるんだべかと。

いやー、面白かったです。

なんだろ、現代劇風味満載の歌舞伎というか。

コクーン歌舞伎とも、また違う、派手さと豪快さがあって
見ごたえ満点でした。

普通の歌舞伎より、セリフも多くて
普通の演劇より、立ち回りも派手だし長丁場で
役者さん、大変だろうなあ、なんてつくづく感心してしまった。

最後の3幕なんか
もう、どっかんどっかん、見せ場の連続で
口が開きっぱなしでした。

お約束の空中飛行も、
いつもより長めに飛んでおります!
といった感じで、じっくり蔵さまの鼻の穴を拝んでまいりました。

かっこよかったです。鼻の穴まで。

あと、何の下調べもしないで行ってみたら
大好き浅野さんが出てたのと、
前から贔屓の市川笑也さんが、かなり美人な役で出てたのが
非常にたまらんかったです。

笑也さん、相当素敵だった。。うっとり。


しかし、ああいう歌舞伎を初めて観たら
初心者も、外国人も、うっわー!ってなるだろうなあ。
見せてあげたいなあ。
なんて、思った次第。

ありがたい誕生日プレゼントでありました。


その間、さなっぺはと申しますと
ダンナ実家に預かって貰ってまして。

前泊して置いてきて、終わったら駅でキャッチして
そのまま帰宅という。

大丈夫だろうか、と心配、ちょこっとしたんですが
ぜーんぜん大丈夫だったらしい。

ノリノリでブーブーつばを撒き散らしていたらしい。
(今の流行り)

そして昼寝に次ぐ昼寝だったと。

こちら、ちょっと緊張して寝不足だったというのに。

さすが、ダンナのムスメ。
馴染むの早いわ。