秘湯巡り2。

意外といいじゃん!ということで火のついた秘湯巡り。

帰って来てすぐ予約を取ったのが
水上方面の宿。法師温泉 長寿館

秘湯の会のパンフレットで表紙になってるところで
なんだ、この温泉!入ってみたいー。
となり、即予約を取ったっていう。

勢いにも程がある。
財布には勢い無いのに。

とはいえ、まあ近いっちゃあ近いので
移動が楽っちゃあ楽かなってことで。

しかし、今や季節外れで申し訳ないのですが
雪が降ったじゃないですか、今年って結構。

で、行く予定の日も、春も終わりの頃だったのに
どうやら雪かもよという天気。

さすがにもう大丈夫でしょ〜と、スタットレス借りなかったので
道中、若干の不安が。

なるべく山道は避けようと言っていたのに
気がつけばそこそこの山道を走っている我々。

おい、あれ、雪山なんじゃないの?

だね。雪山だ。

その後、どんどん雪に突入していき
もう私は生きた心地がしませんでしたが
なんとか、激しいところは抜け
宿に到着。

しかし寒い日だったなあ。もう4月だったのに。

相当古い建物です。
有形文化財なんですね。そりゃ古い訳だ。


渡り廊下も古い。


中もすんごく味がある。


右手に見えるガラスケースの中は、様々な剥製さんたち。
ここぞとばかりに、剥製オンパレード。


たぶん使えない電話。


部屋はお安い部屋に泊まってますんで
そんなに広くない部屋でしたが、カド部屋だったので快適でした。


夕飯もボリューミー。
ザ・温泉飯です。
でもうちはそれでいいの。
お洒落に少なく盛って来ると、やいやいうるせーのがいるから。
どうせ味覚組織死滅してるし。もったいないくらいだわ。


風呂がとにかくめちゃくちゃ良かったです。
前回の宿に比べると、私の皮膚疾患に効いてる感は無かったけれど
いかんせん、雰囲気が尋常じゃなくいい。

露天と内湯が一緒になってる風呂と
ふるーい名物の風呂と
狭い内湯と、3つ。

ココ参照。(さすがに人がいっぱいで写真は無理であった)

この露天と内湯の風呂と
ふるーい風呂が、ほんと良かった

でも、シャワーないので
頭洗うの、結構大変です。

ふるーい風呂には、体流す所すらほとんどないので
まず、別の風呂で体洗ってから入るみたいな。

でも、その価値はあるかも。
とにかくテンションが上がる風呂だった。

あまりに周りになーんにも無いので
(まあ、秘湯だけに)
夜は普通にテレビでフィギュア観てました。

福島の羽生君が表彰台に乗って
一人、ウルウルしていた記憶あり。

関係ないけど、羽生君は後頭部のカタチがいいよね。
(後頭部フェチ)

翌朝は、案の定雪が結構積もっていて
溶けるの待ちでゆっくり目に行動。


しかし、周囲には本当に何も無い。

ダムのような池のような湖のような所に立ち寄ったくらい。
これも、コンビニ寄ったついでに見えたので
ぷらっと歩いたっていう。

右下の小さいノミみたいのが釣りしてる人。


なんか何の音もしない、不思議な池だか湖だかでした。
あまりに音がしないし、人も全然いないので
このボート乗り場がウソみたいだった。


乗る人いるのかなあ。
ちょっとこわい。

昼飯は、某ログさんに載ってたところくらいしか
わからなくて、そのまま鵜呑みで行ったイタリアン。
ラ・ビエール。

かなりひなびた商店街に一軒ぽつんとある。
味もなかなか美味でした。

やはりピザはマルゲリータとクアトロよねー。
この二つが旨ければ、まあ合格です。

食べ終わっちゃって、ほんとやることなくて
どうしようかどうしようかと言ってるうちに
なんとなく、昔お世話になっていた尾瀬の宿にでも
行ってみちゃったりなんかしちゃったりなんかしてー
と、ふかしてたら、本当に着いちゃったって言う
アクシデントも(確信犯)あったりしましたが
基本、スキーするか、湿原を歩くか、ラフティングでもしないと
まじで持て余す水上。

そんなもんだからうっかり
たまに行っちゃう昔のバイト先。

とはいえ、懐かしい面々にも会えたし
良かった。良かったですとても。

また行った際には、同じコースをたどる予感のする
そんな水上でありました。