プーケットで結婚式4

結婚式も無事終わり、翌日は終日フリー。

といっても、結構ギリギリまで仕事で
ろくな計画も立てず、友達がお膳立てしてくれた
飛行機に飛び乗った、という感じだったので
かなり行き当たりバッタリ。

まあ、リゾート地だし
疲れてるし
のんびりするか、という感じで。


ホテルに住んでいた猫。

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そういえば、着いた初日に
ホテルのタイ式マッサージとアロママッサージが
合体したような
なんとも気持ち良いやつなんだけど
変に荒々しいやつを施術してもらったんだった。

いや、素敵だったんですけどね。
ちょっと、日本とは違ったというか。

すごく綺麗な部屋に
友達と二人通されました。

お、1部屋で二人いっぺんにやるのか
とか思いつつ、まあ、お互い寝ちゃうしねと
あまり気にせず
紙パンツだけになって
バスローブを着て
横になって穴から顔を出すと、
下にバラの花びらが浮いてる洗面器があって
オイルでマッサージが始まります。

かなり気持ちよくて、ウトウトしかけた頃だったか。

施術してくれてた綺麗なお姉さんが
いきなり

「はい!じゃあ、手を持って!」
とかなんとか言ってきまして。

へ?へ?と、半分夢の中だったんですが
言われるがままに、お姉さんの手を後ろ手に握ったら

ハイヤーー!とばかりに

いきなりエビぞりにさせられて
その時の私は
当然、ほぼ真っ裸なわけで
隣は友達が綺麗なお姉さんと施術してて
仕切りもないわけで。

申し訳ない程度の胸が
ひゃらひゃらしちゃいましたよ。

ありゃびっくりしました。

友達は違うコースで、
そんなまっぱでエビぞりなんて無かった!
と言っていたので、コースに寄るみたいですけど。

ある程度、予測してないと
おいおいおいおいーとなります。

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さて、このホテルの売りは、そんなマッサージと
オーシャンビューにプライベートビーチ。

水着になるのは、本当に気が引けて気が引けて
致し方なかったのですが
まあ、周囲は激しい外人たちだし、まあ、いっかということで
海でのんびりいたしやした。

ホテルの敷地からすぐのとこが海。


この辺は開発した浜辺なので
どうも人工らしいんですけど
なかなか綺麗でした。

ただ、開発の影響か、魚がその辺泳いでるっていう海とは
ちょっと違う雰囲気。

そういうのは船に乗って離島へ行くと良いそうです。
(新郎新婦は早起きして行っていた)

プールも子供が遊べる程度の深さから大人向けくらいまで。
久々にプール入ったなー。

そしたらですね
そこに、私が前日から会いたい会いたいといっていた
子象が、子象が!
散歩でやって来たんですねー。

前日、買い物の際、お財布忘れてサザエさんやってるうちに
私以外の友人は小象と遭遇してて
なんともいえぬ敗北感を味わっていたとこだったのです。

かわいいのですよ。本当に。


こんな感じでサービスもしてくれる。


いやー、象ってどんな目をしてるんだろうと
ずっと気になってて、目が合って感動しました。

中々、知的な目をしてましたよ。

毛はね、子象だったので結構フワフワ。

鼻はね、グイグイきて
ちゅーもしましたけど
ほぼ犬の臭いでした。はい。
違和感なし。(私的に)

いやー、これだけでもタイ行った甲斐あった。

海辺も子供乗せて散歩してました。絵になる。

ウンチも袋にちゃんとして
自分で持って帰ってるの、鼻でぶら下げて。
可愛かったなあ。

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午後は、ちょっとタイの猥雑な感じも味わってみよう
ということになり、タクシーをチャーターして
車で30分くらいの「パトンビーチ」へ繰り出しました。

タクシーは、ホテル前のタクシー待合室みたいな
掘っ立て小屋にいたおじさんにお願いしたんですが、
特に吹っかけられず、正規のお値段。

一番最初、日本の旅行会社の現地人スタッフが
やたらウソ情報を吹っかけてきやがって、
第一回目だけ騙されたんですが
それ以外は、どこもひどく吹っかけてくるところは無かったです。

この現地人スタッフ、ポーターにはいくらチップで渡せとか
すごい細かくお金のこと言ってきて、変だなあと思ってたら
どうも裏で小遣いもらってたようで。

腹立つわーと、後でやいやい言ってました。


話は戻り、パトンビーチ、
プーケットの中ではショッピングモールなどもあって
ガチャガチャした感じの街が、ビーチに隣接してます。

アジア!って感じ。


すごい暑い中、魚がポンポン売っている。
サメを売ってるの図。


雑ながらもちゃんと飼われている犬。目が合った。かわいかった。


マクドナルドのドナルドはタイポーズです。


プラプラ街を散策したものの、明るいうちは
中途半端に店がやってない上に暑くて、微妙でした。

ちょっと暗くなってからが、街本番!という感じで楽しかったです。

近くをムエタイの宣伝カーが通ったり
オカマさんがそこいらじゅうに繰り出してきたり。

自分たちが泊まってるホテルの従業員が
こぞってべっぴんさんだったので
タイってべっぴんだらけやなーと、感心していたら
この界隈は突然、IKKOだらけになりまして
そりゃそうだよな…と、合点承知の輔。

歩き疲れて、フットマッサージでもしようかと思ったんですが
まあ、この辺はどこも混んでいて、飛び込みじゃ無理でした。

入り口にIKKO軍団がたむろしてる
おまえら、商売する気あんのか!
というような感じの店なら
すぐ入れそうではあったのですが
勇気が出ずに辞めてしまった…。

夜はガイドブック頼みで入った店で。
わかったこと、タイ料理にハズレなし。


給仕してくれたおじさん(奥にいる)が、仕事が出来るオカマさんでした。


なんだかタイは
オカマさんの普及率がすごく高い上に、職場に必ず一人か二人いる
といった感じだったのが、妙に印象に残りました。

アイデンティティーが確立している国だった。

て、最後そこかい!って感じですが。

ま、こんな感じのプーケット旅行は無事終了。

私は、車が意外と山道を走るので
ちょいちょい乗り物酔いで死に掛けましたが
それ以外は、非常に楽しい旅でありました。

またどっか行きたい象!