ふかっちゃんがかわいすぎた。

初、三谷さん。

遡る事、うん十年前。
「やっぱり猫が好き」が３度の飯よりも好きだった
こともあったっけ。なかったっけ。

いや、ほんと好きだったんだよなー。

それは良しとして。

一回は観たい三谷作品、
しかしお値段が、お財布が、
と思ってのですが
今回、「一回は観たい」シリーズが
三谷さん、萬斎さん、ふかっちゃん、大泉、と、勢揃いしたので、これは絶対、と奮発して行ってきました。
しかも大好きな浅野さんまで出ている。

面白かったー。

まず、舞台がイギリスっていうのが
個人的にすごいツボだったし
音楽の使い方も絶妙だった。

終止コメディであるのに、切ない現実とか。

うまかったなー。

浅野さんは、やはりすごい。
いちいち、観るたんびに、すごい人だなとは思ってたんだけど、ほんとすごい。
全11役。一人でこなす身のこなし。

好きなおじさんランキング１位は不動です。

萬斎さんも、初めて観たんだけど
狂言のイメージと違ってキュートでした。
夏目漱石のイメージにピッタリ。

遡ること「あぐり」のエイスケさん。
大好きで観てたんだよなー。

大泉氏は、大泉でありました。
もはやそれ以外の何者でもない。

大泉氏は、狙って動いてる時より
シリアスなシーンをやってる時の方が
私は好きだったというか、恥ずかしくなかった。
なんで恥ずかしくなっちゃうんだろうか。
いや、好きなんですけど。
会場も大ウケだったし。

たぶん、面白い大泉は、どうでしょうがダントツゆえ
それ以外の大泉さん観ると、またまたぁて
思っちゃうせいでしょうね・・・
でも、ぐっと、させられてるんですけどね。

そしてふかっちゃん。

遡ること、ふかっちゃんが前の芸名で
「1999年の夏休み」やってた時から
かわいいのーて思ってましたけど
尋常じゃなくかわいかった。

かわいいいいい！と叫びたいくらい。

コックニーの訛が強い女中さんの役なんだけど
もう、これが、どすどす歩いてるのに
まじキュート。

このかわいさが、最後の切なさを際立たせちゃうんだけど。

ちなみに、タイトルですが
I beg your pardon?
がなまると、ベッジパードンて聞こえるから
このようなタイトルと観てから知って
一人膝をたたいていた次第。

外人を日本人が演じる舞台は
よっぽどじゃないと、入り込めないんだけど
今回は、さすが、うまーいこと処理してて
それを役者さんたちが、うまーいこと見せてて。

いやー、観て良かった。