天使ちゃんらが運ぶ地獄絵図。

文芸誌のタイトル風。

いや、そんなこと言ってる余裕ない。
まだ、ギンギンに腹が痛く
座薬の天使待ち(看護婦さん)状態。

とにかく、初日は起き上がれず
麻酔でフラフラなので
そのまま終了。

問題は昨日。

麻酔切れて、熱がずっと38度超えで
あっついし、いったいし。

なのに部屋に、他に同じ状態の人が
三組もいて
もう、すごい人口密度。

看護婦さんも、なかなか回って来ない。

なんでも、満月だったせいかは謎ながら
緊急帝王切開が、わーって入って
てんやわんやだったらしい。

本来なら、帝王切開で出産予定は
私だけだったと聞いていたのでびっくり。

で、2日目の夜から
赤子達は、腹減った!と
ギャン泣きが始まるも
こちら、まだ、乳の準備が出来ておらず
咥えさせるのみ。

でねーよー!
みたいなのかなんなのか
まあ、結局、朝まで
同室の誰かがギャン泣き状態が続き
痛さの冷汗と
暑さの汗とで
汗だく。

アイスノンをナースコールで頼んでも
てんてこ舞いの看護婦さんが
アイスノン持ってきてくれるのが、
ナースコールから2時間後とか。

その頃、痛さもピークに達し
マジで
座薬とアイスノン持った看護婦さん来た時は
涙出た。。

いやー、
明け方、5時くらい
あの部屋、410号室は
終始、どこからともなく
いだだだだだ、とか
はーーっ、とか
ふーーーっ、とか
みゃーーっ、とか
ぎゃーーっ、とか聞こえてて
ほんと、ある意味地獄絵図だった。。

今はやっと
普通分娩の人たちと同じフロアに移動し
個室に入れて
つられ夜泣きもない状態で
あー、ありがたい。

お腹の痛さも、明日には
少しはマシになっててくれるだろうか。

まだまだ、婆あ歩きから
脱却できませんー。

そして、名前は
何がいいのかな、結局、
と、悩んでいたら
気がついたら
ダンナが、周囲に

「佐奈(さな)にしましたー」
と、言いふらしてたので
佐奈になりました。

なんじゃそりゃ。